軽井沢は、国際的なリゾート地として、その建築にも高度な品質と豊かな個性が求められます。また、別荘建設現場に多い樹林地や傾斜地、高原の寒冷な冬季を考慮した設計や施工技術が必要です。
軽井沢に求められる個性豊かな建築の設計は、第一建設の設計ばかりとは限りません。施主の希望などもあり、建築設計を著名な建築家や首都圏をはじめ遠方に活動拠点を構える設計事務所が担当することも多くあります。このような建築にも積極的に取り組んでいます。より高度で専門性の高い設計を形にするために、高度な技術により高い品質で現場施工をしております。
また、施主や設計者との意志疎通のために、緻密で詳細な打合せを必要とする場合も少なくありません。ところが頻繁に打ち合わせをするにも限界があります。さらに、軽井沢の条例により7月下旬から8月末の夏季シーズンは現場工事が制限されているなど、限られた時間の中で能率良く施工を進める必要があります。そのために設計と現場を熟知して、工事着工前に詳細図面(施工図、製作図)を用意し打ち合わせ、承認を得ておくなど、手間を惜しまず丁寧な仕事ときめ細かな配慮を心がけています。